運動会を撮影する方法

思い出の映像の中でもビデオカメラが活躍する最大のイベントは子供の運動会。

私自身、幼稚園(保育園が一緒になってます)、小学校、中学校、高校と撮影してきました。写真も合わせて撮ってはいますが、やはり動きのある映像は後で見てもその時の状況にそのままタイムスリップするようで楽しいものです。

撮影に必要なもの

ここで撮影で必要なものをご紹介します。

  • ビデオカメラ
  • 予備バッテリー
  • 予備外部メモリー(SDカードなど)
  • 三脚または一脚

などが最低限必要になります。雨ばかりではなく炎天下の場合にも傘があるといいですね。自分用でなくビデオカメラ用ですが…。

撮影する場面は

撮影するにあたり、最初の入場行進から撮影するのかそれとも子供が出場する種目だけ、子供だけを撮影するのかで準備が大きく異なってきます。

幼稚園や保育園のお子さんであればご自宅で着替えている映像などは数年後映像でみると服を反対返しに着たりパンツ一丁でウロチョロしてて面白いですし、お母さんがお弁当を作ってくれるところも今では懐かしい思い出として残っています。

運動会当日ばかりではありません。子供は幼稚園・保育園で練習したダンスなどを何週間も前から踊って見せてくれるものです。そこからチョコチョコ撮影されることをおすすめします。

運動会は事前計画が大切

運動会は事前計画が大切

運動会前に幼稚園や学校から渡されるプログラムでまずは確認しましょう。子供が何の種目に出場するのかまずはプログラムを家族分コピーして渡しましょう。今はLINEなどのツールがあるのでノートやアルバムにプログラムを共有しておくと便利なときがあります。

ローカルなプログラムがないなら子供に聞きまくる!

プログラムとは出走順やレーンが書いてある特別なプリントをクラスや学年ごとに配られることもあると思います。プログラムだけではアバウトに撮影することになります。ピンポイントで撮影するためにはこの特別なプリントが必要不可欠です。これにより撮影場所が決定するといっても過言ではありません。

「うちにはないよ」って方は、今は個人情報が厳しく学校側の配慮なのかもしれませんし、お子さんが渡していないこともあります。ないのであれば、とてもアナログな方法ですが、子供に何度も訪ねて情報を得ることです。

幼稚園・保育園の運動会であれば、屋内の体育館で行う場合が多くトラックも小さいのである程度どこで撮影しても撮れないことはないのですが、小学校になると屋外運動場で行なうことになると思います。

位置によってはまったく撮影できず”知らない子”を延々撮影することもあります。特にリレー種目などです。トラックのどちら側を走るのかなど事前に知っておくことは失敗しないテクニックになります。

撮影場所は重要なポイント

運動場の撮影は全体が見えるからといってストレートの真ん中、いわゆる本部席がある位置やその対角位置は個人的には上手く撮れないと思っています。前を確かに確実にアップで撮れる感じがしますが、ビデオカメラを左右に振ることになりますのでお勧めできません。

出来たらそれ以外のところがいいと思います。ストレートのスタート地点かゴール地点です。スタート前はズームでお子さんを撮影し、競技が始まるときには少し引きで撮影すればいい感じになります。

また、ズーム機能はゆっくりと行なうことがあとで見るときにいい感じになります。素早いズームは見ていて画面酔いしそうになりますよ。

一脚スタンドは便利

子供が成長するにつれ、出場する種目は少なくなってきます。中学・高校になると出場しない種目のほうが多いです。それだけにビデオカメラの準備も簡易的になってくるものです。グラウンドも広くビデオカメラをセットで持ち歩くと大変になります。

そんな時に便利なのが、一脚のスタンドです。一般的にはカメラを撮影するときに使用するのですが、ビデオカメラでも使えないことはありません。広いグラウンドを撮影すると手ブレ補正では補正できないほどの手ブレがあるものです。一脚があるだけで縦ブレが大きく改善されます。場所も取らないので重宝します。

ただし、撮影にはある程度経験が必要になるかもしれませんので練習しましょう。自信がないときは無駄に荷物になったとしても三脚を使いましょう。

私自身、杖みたいに使っていたら曲がったのでしょう。脚が出なくなりました。これから使うかどうか分かりませんので再購入を躊躇しているところです。ただし、子供が小さいのであれば迷わず購入すると思います。使ったことがある人しか分からない良さがありますよ。

読んでいただきありがとうございます。運動会でいい映像が撮れるといいですね!