
ビデオ撮影においてセットしたらそのまま垂れ流し録画することも多くあると思います。野球やソフトボールの試合はそれに当たります。
自宅に帰って映像を確認してみると「何かおかしいな!?少し斜めになってないか」ってことありますよね。ビデオカメラの据え付ける段階で斜めにセットしているために起こる失敗です。
ガイドフレームで水平にセットしよう
ビデオカメラをセットするときにレンズ越しに見える映像を確認しますが、その際、液晶にラインを映し出す機能があるなら(ガイドフレーム/ガイドライン)、それを使いましょう
。液晶画面から見える水平のラインを探してそれにラインを合わせることが上手く撮影するポイントです。
三脚の水平器を使う
三脚によっては水平器がついているものをあります。丸いものもあれば、横・縦に二つ付いているものもあります
。ある程度は水平器を使ってレベルを保つことができますが、撮影は遠くを撮影したりしますので、最終的には画面から確認することをおすすめします。あくまでも仮のセットアップと思ってください。
被写体を追う場合の水平の確認方法
撮影しながら被写体を追うような撮影をする場合は三脚を水平にすることが大切です。野球・ソフトの場合は一度据え付けると固定ですが、サッカーの試合で追いかけて撮影しているお父さんを見たことがあります。
その場合は、三脚の水平器である程度レベルを作り、どこでもいいので遠くの水平な場所を見つけてガイドラインを合わせます。
次に三脚の頭部分の水平に回る部分のネジを緩めてビデオカメラを90度左右どちらでもいいので回します。同じように水平な場所を見つけてガイドラインを合わせてください。垂直でも確認しましょう。
元に戻すと少しズレているかもしれませんが、これを繰り返すと次第にどの方向も水平を保つことができるようになります。なかなか水平にならない場合は、三脚の足を伸ばしたり縮めたりすることで水平にしてみてください。ちょっとした裏技です。慣れてくると素早く据え付けることが可能です。
三脚のちょっとした工夫で据え付けやすくなる
ある程度、三脚の足に余裕を持たせることも大切です。完全に伸ばすよりも少しだけ縮めておくと三脚で調整しやすくなります。
また段差がある階段などにビデオを据え付ける場合はテクニックとして最初に脚を開く前にある程度の三脚の足の長さを段差に合わせると据え付けやすくなります。
また、水平器がついていない三脚の場合はコンパクトな水平器・水準器が販売されていますのでそれを使うことも頭の片隅に入れておいてください。ホームセンターの工具類エリアにたくさんあります。この水準器を使うときは、ビデオカメラを三脚に取り付ける前に行なうといいでしょう。