
私は現在50歳になります。
小さいころ祖父が8mmフィルムというのでしょうか、テープが露出した状態で再生するものをときどき見せてもらっていました。どのように撮影したのかも覚えていませんが、私と弟が着物を着て正座しているところが映し出されたことを覚えています。音は無かったような気がします。昭和40年代の映像です。
当時の機材は相当高額だったはずですが、カメラにしろ、この8mmフィルムにしろ我が家にはありました。
捨ててしまった大切な思い出
30年ほどたったとき、倉庫を片づけることになり、祖父の8㎜フィルムがたくさん出てきました。しかし、その時はDVDやブルーレイは存在せず、ダビングする方法もあったのかもしれませんが、あまり興味も無かったので、この大切な思い出の詰まったフィルムを捨ててしまいました。長年倉庫に眠っていたフィルムなので伸びたり、劣化したりしてどうせ見れないだろうと思ったからです。
しかし、現在、お金さえ出せばDVDにダビングしてもらえるサービスがあったりして早まったと思っても後の祭りです。祖父が残してくれた私たちの思い出は消えてしまいました。本当に後悔しています。
当然、今はいない祖父母や父母の若かりし頃も映っていたはずです。祖父は景色もたくさん撮っていたようでした。今の街並みと違う舗装されていない道路など今では見れない映像が映し出されていたはずです。
父が8ミリビデオを購入していましたが、ほとんど使っていませんでした。たまに私が使っていたくらいでしたが、ほとんど映像は残っていません。
miniDVのビデオカメラが大活躍…しかし心配なことも
時代が流れてminiDVのビデオカメラを私が購入することになりました。結婚し子どもが生まれたときは、このminiDVのビデオカメラは大活躍でした。
それでも私には気がかりなことがありました。それはminiDVのカセットがいつか見れなくなるはず、ということです。テレビ局でもない限り半永久的に保存することはできないと思っていました。
そのため、miniDVのビデオカメラからメモリー内蔵のデジタルビデオカメラを購入。これを現在まで使っています。
バックアップしても安心できない
ちなみにminiDVのカセットは、ブルーレイにダビングしています。
しかしです、数年寝かせていた70本近くあったminiDVのカセットのなかの数本は四角いブロックノイズが出ていました。ブロックノイズがひどく見れない1本は業者さんに送ってみましたがダメでした。
それでもPCにWMV形式で以前に残していたため映像は悪くなりますが見れたのでギリギリセーフ。納得はしていませんが、自分のミスです、仕方ありません。
問題はまだ続きます…上手く焼けず!?
メモリー内蔵のデジタルビデオカメラはデータをPCに落としてブルーレイに保存していましたが、上手く焼けなかったのか数枚が見れません。おそらくデジタルカメラ付属のソフトを使って焼いたときから上手く焼けてないようでした。現在はブルーレイに焼くためだけに別のライティングソフトを使っています。
それでも心配なので、Googleフォトにアップロードしているところです。
長くなりましたが、私の失敗談をかいつまんで書きました。現在は安定しています。
上記の反省をもとに私は子供たちの成長記録を撮影しています。私のように後悔しないようにしっかりと保存・ダビングすることをおすすめします。